八月六日上々天氣

日々の出来事を思うままに。

  

映画鑑賞

久しぶりに映画を見に行く。私は基本的に映画を鑑賞するという趣味がないので、随分久しぶりだ。前に見たのはいつだっけ?と思い出してみると、そうそう、グレン・グールドのを銀座に見に行ったきりだ。どうも2000年らしい。そうか、5年も映画館に行ってなかったのか。

「王様のブランチ」で新作映画を解説する人が「普通皆さん映画って監督とか出演者とかで決めると思うんですけど」って言っていたけど、これ本当なのかな?私は基本的に原作を知らない映画は見ない。それでも人に誘われれば行くかもしれないけど。

今日の映画はプライドと偏見。しかしこの邦題は余りにもセンスが悪い。Prideという言葉を日本語に置きかえるのが難しいのはわかる。でも「プライド」と言うとこの作品中のPrideとは若干ニュアンスが変わってくる気がするし。月並みだけれど、「自負」とか訳してほしかったな。

家の近所の映画館に初めて行く。今日はレディースデーなせいか、昼間なのに比較的客が多い。といっても、この映画は100人足らずの小さい会場で上映されるみたいだ。

この作品、ジェーン・オースティンというイギリスの作家のものだけれど、私はこれを大学の卒業論文で扱ったので、かなりの思い入れがある。なにしろ4年生になってからの1年間、こればかり読んでいたのだ。

基本的には面白いし、すごくよくできた映画だと思う。でも正直、端折りすぎ感は否めない。原作を知らない人がいきなりこれを見て果たしてどれほど理解できるのだろう?
だいたい限嗣相続のことを知らないと根本的な結婚の意味がわからないだろう。
ちなみに当時の遺産相続方法は限嗣相続といって、すべての財産が長男に行くことになっている。
そしてこのベネット家のように男の子がいない家庭では、すべての財産は男系の子孫(=コリンズ氏)に行ってしまうのだ。だから娘たちは金持ちの男性と結婚することに躍起になっている。今とは事情が全然違うのだ。
個人的にはリジーの友人・シャーロットにはもっと賢い結婚をして欲しかった。けど、嫁き遅れ(=27歳だけど)で顔も美人でない、財産もないとなるとコリンズ氏みたいな下らない男に嫁ぐしか生きる術がないのだから、酷い時代だ。

それに、映画の中では軽くしか触れていないけれど、実は面白いポイントがたくさんあるんだけどな。。。ベネット氏のベネット夫人に対する辛辣な攻撃がもっとあれば面白かったのに。

そんなこんなで楽しんで帰ってきました。週末から始まる「オリバー・ツイスト」も見てみたいな。「ナルニア国」も「ゲド戦記」も見たいなぁ。
映画には興味がないと言いつつ、いざ映画館に行ってポスターなんか眺めていると、気になる作品がたくさんあるものだ。

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びーしあ

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