八月六日上々天氣

日々の出来事を思うままに。

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本棚の整理

平日は暇だ。ただでさえ用事がまるでない上に車は父が乗って行ってるからうちにない(いや、仮にあったとしても私が運転するのはキケンだ)、母は病院通いしてて午前中ずっといない。自転車はあるけど子ども乗せがついていないから娘と乗るわけにもいかない。
実家ではそんな日々なので、気候がいいから散歩に出る。たんぽぽの綿毛を吹いたり、蟻の巣の周りにクッキーのかけらを撒いて観察したり、ヒメジオンやクローバーを摘んだり、散歩中の犬に触ったり。蟻の巣はすごいたくさんある。娘は見てて楽しいようで、飽きもせずずっと眺めている。蟻が腕にのぼってきたらくすぐったいと声を出して笑う。車はおろか、自転車も人も全然来ない川沿いの道。

さて、何年も放置してきた私の部屋の本棚を少し片付けることにする。冬は寒く夏暑いから、やるなら今の時期だろう。
本当は2階に娘を上げたくないのだけれど(階段から落ちるのが怖いというのが唯一最大の理由)、何度言っても上がってくるから諦めて一緒にいる。マザーグースとタンタンの英語の絵本を見つけて渡したら、しばらくじっと眺めている。

実家に置いている本棚は、高さ180センチほど、幅90センチくらいのスライド式のもの。
ずっと出しっぱなしの高校の教科書と受験用の参考書はいい加減何とかしないと。。。教科書は紐で括って天袋へ入れ、参考書はいい加減捨てることにする。漫画と実用書、もう2度と読まなそうな大学の教科書や参考書は処分する。英文法とか歴史とか専門に関わる本は一応取っておくけど、それ以外のはきっと読まないよな。それと古いCDとカセットテープ(これが50本ほどもあった!)も。CDはそれでもクラシックのはいつか聴くこともあるかもしれないからと取っておくことにする。カセットテープは1本だけ取っておく。メータ・イスラエルフィルの、ビバルディの4つコンやバッハのドッペルが入ったもの。イツァーク・パールマンとアイザック・スターン、ギル・シャハムと、もう1人誰だっけ?

処分すると決めた本が100冊強、本棚はだいぶすっきりしたけど天袋に入れっぱなしだった本を少し出したから見た目はあんまり減っていないかな。。。紙袋に入れたまま放置していた『ヒカルの碁』を一番下の段に並べたから読みやすくなったかな。

何年ぶりだろうか、村上春樹『国境の南、太陽の西』を読み返してみた。昔は意味不明なところばかりだとか不倫はやっぱりイヤ!とか思っていてあまり好きじゃなかったのだ。でも結婚して子どもが生まれて状況が変わったせいか、昔よりは納得できるし、少し好きになったような気がする。いや、不倫がどうだとかそういうことではなくて、1人っ子についての描写とか、娘が2人いる主人公、子どもが3人いる妻の父の立場とかがより身近になった気がして、視点が少し変わったみたいだ。東京にこの本を置く余裕は今はないのだけれど、また帰省してきたら読み返してみたい。

本を買った

久しぶりに本屋に寄って自分用に本を買ってきた。

・『ふしぎな図書館』 村上春樹&佐々木マキ
・『宿命』 東野圭吾
・『変身』 東野圭吾
・『しゃにむにGO』28巻 羅川真里茂

やっと全部読んだ。変身は以前図書館で借りたことがあるのを忘れていたけど、ストーリーもほとんど忘れていたからまあちょうどよかった。

いちばん印象に残ったのは、『宿命』。
感想らしきものを書きたいが、ネタバレになってしまうのでこちら↓

学ぶべきこと

確かノルウェイの森に人の死についてレイコさんのの台詞があったなあと思ったけど正確な文章が思い出せなかったので、久しぶりに読み返してみた。

「あなたがもし直子の死に対して何か痛みのようなものを感じるのなら、あなたはその痛みを残りの人生をとおしてずっと感じつづけなさい。そしてもし学べるものなら、そこから何かを学びなさい。でもそれとは別に緑さんと二人で幸せになりなさい。あなたの痛みは緑さんとは関係ないものなのよ。これ以上彼女を傷つけたりしたら、もうとりかえしのつかないことになるわよ。だから辛いだろうけど強くなりなさい。もっと成長して大人になりなさい。」
   村上春樹『ノルウェイの森』第十一章より


直子=2人目の子ども。
緑=娘(と夫)。

流産したという事実はこの先も忘れることはないだろうけれど、これは私の人生においてどのように必要な経験だったのだろう。
日々を無為に過ごすことに対しての警鐘だったのか?娘からの「もっと私を見て!」という無言のメッセージか。
私はここから何を学ぶのか。とりあえず今、現実に生きている娘や夫との暮らしを大切にすることが必要だ。

もっと強くなって、大人にならなくてはね。

殺人の門

最近マイミクになったおかわりさんに勧められた、東野圭吾『殺人の門』を読み終わった。ここしばらく東野圭吾さんの本が気になっていて、図書館で借りたりしている。でも人気があるのか、だいたい貸し出し中なんだよね。。。この『殺人の門』は文庫になっていたから買ってみた。スーパーの中の本屋さんで買うとポイントが貯まる。

感想。
すごく後味悪い。読んでて何度ため息ついたことか。
文庫で600ページもあるんだからかなり読み応えがあるし、東野さん独特の伏線解消がとても面白いから、ふーんなるほど〜と唸ってしまうところがたくさんある。だけどなぜか『白夜行』『幻夜』ほどには、先がどうしても気になって夜通し読んでしまうような勢いは感じられなかった。なので、読了には細切れで3日ほどかかってしまった。

この田島という主人公の騙されっぷりには呆れて言葉もない。騙す側の倉持のほうがもちろん悪いんだろうけど、それにしても何度も同じ目に遭っても全然懲りていないのが不思議だ。
どうしてこんなに簡単に騙されてばかりなのかといえば、田島にはほかに友だちがいなかったから、相手にしてくれるのが倉持だけだったからかと思う。
そして田島は優柔不断(?)なのか、さっさと行動に移せばいいのにくだらないことを考えているばかり。そして、変なところで意地っ張りで、倉持の言うことなど聞くものかと思っているのを彼に読まれているのがわかっていない。問題の渦中にいると自分ではなかなか気付かないものなのか?
深く考えもせずにとりあえず行動してしまうような私からすればもうじれったくて仕方がない。でもこういうタイプの人っているよなあ。こんな結果になる人はそうはいないだろうけど。

最後、田島は殺人の門を越えてしまったと思うけど、ここで越えたからといって田島の人生はいいほうに向かうのか?私にはそうは思えない。もっと早く、鯛焼きのところでやっておけばよかったのに。そしたら彼の人生はどうなっていただろうか。

次は、夏さんお勧めの『時生』でも買ってこようかな。

本好きの快楽

さてさて、熱はなんとか下がって元気になったよ。風邪とは違って咳や喉の痛みは初めからないし、だるさもすっかり取れた。しかし娘の突発も私の発熱も、夫の実家に行っているときじゃなくてよかった。かな。夫の実家に行っているときのほうが義父母に任せて寝てられると思うけど、あんまり心配かけたくないし。

近くの本屋さんで絵本読み聞かせがあったからまた行く。いつもドーナツ1個分の引換券を1枚くれるのだけれど、今日はなぜか3枚もくれたからドーナツ3個タダになった。ラッキー。ついでに夏のクーポン券ももらったからまた買いに行こう。でもドーナツってカロリー高いから食べ過ぎには注意しないと。。。
久しぶりにハニーチュロを食べて、すごく美味しかった。いつもはコストパフォーマンスの悪さが気になってあまり買わないけど、タダ券のあるときはいいね。

ドーナツ3個タダになったからというわけではないけど、本屋さんで東野圭吾の『幻夜』の文庫を買う。値段が高いから出たときからずっと迷っていたのだけど、夏の帰省のお供によいかと。
帰ってきたら夕方で、今から読んだって今日中に読み終わるわけないとわかっていたのに、どうにも我慢できず読み始めてしまった。案の定23:30(いつもの就寝時間)にはまだ3分の2くらいしか読めていない。仕方ない、諦めて明日読むか。

と寝てみたものの、クーラーを入れずに窓を開けて寝たらあまりに暑くて起きてしまった。まだ1時だ。
我慢できずにダイニングテーブルに座って本の続きを読む。ああ、寝なきゃいけないのに。。。ちなみに夫と娘はぐうぐう寝ている。でも暑そうだから窓を閉めて軽く除湿してみる。
結局読み終わったのは3時半。さて寝るかと寝室に行ったら娘が起きちゃったから夫も目を覚ましている。でも寝ぼけているから私が本を読んでいたことはわかってないみたいだ。
娘を寝かせて私も寝る。

ああ、幻夜はやはり強烈な本だった。以前図書館で『白夜行』を借りて読んでいたからだいたい見当はついていたけど、それにしても。
世の中で成功するためには判断力・決断力が必要だろうと私も思うけれど、これくらい極端でないと本当にだめなのかしら。でも、雅也の言う通り、愛し合っているなら結婚して2人で生きていく道を選んでほしかった。。。

東野圭吾の文章力は本当に凄いなあと数年前に初めて読んだときから思っていたけど、今回もああやっぱりなと。いい意味で期待通りだ。息の詰まるような緊迫感ともつれる感情の表現がたまらない。
この本を自分で買ったのはまだ3冊目だけれど、ほかにも色々買いたくなった。でもその前に本棚整理しなきゃ。。。
そして、次に本屋に行ったときはたぶん白夜行の文庫を買うのを我慢できないだろう。

800ページ近い長編を一晩で読み終わってとても満たされた気持ちがある反面、ちょっぴり複雑な気持ちになった夜中。いやもう明け方か。

プロフィール

びーしあ

  • Author:びーしあ
  • お越しいただきありがとうございます。夫と2歳の娘と暮らす32歳専業主婦の日記です。更新が遅いですがのんびりとおつきあいいただければ幸いです。

    画像…蕪島のウミネコ。かっぱえびせんを差し出すと上手に取っていきます。そろそろ巣作りのシーズンです。

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